動物病院法務

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動物病院を
経営されている法人
並びに獣医師の皆様へ

MERIT

動物病院の経営をしていく中では、飼主様とのトラブルや、院内でのトラブルなど様々な法的問題が生じることがあります。
例えば、飼主様からのクレーム、ネットへの誹謗中傷の書込み、獣医療過誤、スタッフとの労働問題、事業承継などが挙げられます。
また、獣医師の先生方は日々の診療に追われ、なかなか法的問題の予防や対応に時間と労力を割くことができないことも多いかと思われます。
当事務所は、動物病院のクライアントの皆様に向けて専門部門による対応を行っており、顧問契約を締結することで、動物病院に起こりうる法的リスクについて、日常的に予防するとともに、有事の際にも適切な解決へと導くために尽力いたします。

動物病院における法的リスクとしては、具体的に以下のようなものが挙げられます。
当事務所では、各リスクをできる限り減らせるように情報提供をするとともに、万が一リスクが顕在化した場合にも動物病院の損害等を最小限にとどめるよう、適切な助言や対応をいたします。

苦情対応

動物病院経営をしていると、飼主から苦情が寄せられることはありうることですが、中には根拠のないクレームや不当な要求がなされることもあります。適切な対応をしなければスタッフの士気を下げてしまい、レピュテーションリスク（ブランド毀損）を招くことにつながります。

誹謗中傷対応

昨今は、SNSや口コミサイトなどに匿名で書込をすることが容易になっています。いわれのない動物病院への誹謗中傷がされた場合に、書込者の特定や削除請求など具体的な事案に応じた対応をすることは、動物病院経営において非常に重要な問題となっています。

広告規制

動物病院の広告については、獣医療法で規制が行われているほか、景品表示法や薬機法でも規制がなされています。これらの法規制を正しく理解したうえで広告をしなければ、罰金や措置命令等の罰則を科されることがあるので、注意が必要です。

個人情報保護

近年は個人情報の取扱いについても法規制が厳しくなってきています。カルテ、問診票、クレジット売上表、顧客管理情報、防犯カメラデータなどの安全管理措置を講じておかなければ、有事の際に責任を問われることになります。

獣医療過誤

動物に対する手術、投薬などの治療行為においては、予期せぬ事態や最悪の結果が生じることもあります。飼主に対する事前事後の説明をきちんと行うことが肝要です。また、獣医療過誤が起こっていしまった場合も、過失や因果関係の有無についての検討、適正賠償額の算定など適切な対応をとることが重要です。

債権（診療費）回収

獣医療については、医療とは異なり保険制度が充実していないため、飼主が診療費を支払ってくれないという事態も起こり得るところです。このような場合、交渉や法的手続により診療費の回収を行う必要があります。

労働問題

動物病院で勤務するスタッフとの間では雇用契約上の紛争が生じることがあります。具体的には、未払残業代の請求、解雇無効の請求などがされることがあります。このような事態が生じないように、就業規則や労働条件の明示など、労働関係法に則った体制を整備しておくことが重要です。

事業承継、M&A

高齢による閉院、経営難による閉院などを検討している場合には、事業承継、M&Aを行うことも一つの選択肢となります。また、反対に、動物病院の拡大を目指す場合もM＆Aなどは有用な方法となります。

各種契約書のチェック・作成

動物病院の運営するための物件の賃借や、従業員との雇用契約、取引先との契約などにおいて、契約書の作成やレビューは不可欠になります。契約書を作成しなかったり、契約の相手方から提示される契約書に漫然と署名押印したりしていると、予期せぬ損害を被ることになります。

	プランA	プランB	プランC	備考
月額（税別）	10,000円	30,000円	50,000円
法律相談	月１回・ 1時間以内	回数無制限・ 2時間以内	回数無制限・ 3時間以内	電話、メール、チャットワークなども可能
契約書チェック	×	1通以内	２通以内	高難易度は対象外
契約書作成	×	×	1通	簡易なものに限る
法律文書作成	×	1通以内	２通以内	内容証明郵便の文面など（弁護士名義の書面作成は除く）
就業規則・院内規則作成	×	×	×	別途料金
顧問弁護士表示	△	○	○	※プランAは要検討
従業員個人の相談	×	○ 月１回まで	○ 無制限	動物病院を相手方とするものは除く動物病院を通じての紹介に限る
他士業紹介	○	○	○
クレーム窓口	×	×	×	別途料金
当事務所開催のセミナー参加	無料	無料	無料
院内研修	×	×	×	別途料金
弁護士費用割引	10%	15%	25%